亀崎リノベ大学

 大学研究室対抗コンペ「三軒長屋2.0」

10月23日、「三軒長屋2.0」と称した三軒長屋の改修案を決定する公開プレゼン&審査会を開催しました。会場となった来教寺は溢れんばかりの人で、延べ150名以上の方々にお越しいただきました。

このコンペにエントリーしたのは、愛知淑徳大学・名城大学(生田研究室)・名城大学(柳沢研究室)・名古屋工業大学・名古屋市立大学の5つの研究室です。夏以降、どの研究室も実際に亀崎のまちに何度も足を運びながら、プランニングを進めてきました。当日のプレゼンでは、建築的な視点だけでなく、多角的な視点からまちを捉えたプランニングが多く、どれも力の入った作品でそれぞれに見どころがありましたが、審査員のほぼ全員の票を獲得した名古屋市立大学の久野紀光研究室のプラン「亀崎のせこみせ」に決定しました。プランの内容は、機能コアを耐震コアと兼用し、それら小屋裏に達するコアの配置を手かがりに、長屋の内部に自由で流動性の高い土間空間を作るというものです。

※受賞した名古屋市立大学 久野研究室のプラン「亀崎のせこみせ」

 

< 応募作品 >

審査員:青井哲人/藤原徹平/竹内正治/松下京子/池脇啓太/吉村真基

亀崎への提言「新・亀崎モデル」

建築だけでなくモビリティやIoT、ランドスケープの専門家と組んで、マクロ分析から産業/交通/空間に至るミクロな提案までを分野横断的かつ包括的に提示した名古屋大学の太幡英亮研究室、亀崎の一地区を取り出し、空間/環境/社会・経済のそれぞれについて2016年〜2050年に至る時間軸を取り入れたケーススタディを展開した椙山女学園大学の村上心研究室、亀崎に現存する、建築年代も意匠ソースもバラバラな民家群を観察して建築言語の系統を探る、つまり「亀崎らしさ」の「らしさ」をひも解く名古屋市立大学の久野紀光研究室。それぞれの守備範囲が見事に絡み合い、亀崎に対する複数視点からの分析と、それらを経て包括的な提案がなされました。
ディスカッションでは、新産業をテコにした安易なwin-win構図は実は何も生まないのではないか、という指摘がありました。新産業/新住民に期待するよりも、既に職を持った人々をどれだけ誘引できるか、そのためのまちづくりを考えることが亀崎の街にとっては現実的な処方箋であるという方向性が提示された今回のディスカッションでした。

青井哲人/藤原徹平/太幡英亮/村上心/久野紀光
モデレーター 吉村真基

 

地域連携の取り組み「景観配慮と地域再生」

10月22日、日本福祉大学の学生が街かどサロンかめともで、地域連携に関する取り組みや、亀崎の古民家を活かした学生シェアハウスのリノベーション提案を行いました。

 

全作品展示@街かどサロンかめとも

10月18日〜31日、亀崎リノベ大学に参加した大学の全作品の展示が街かどサロンかめともで行われました。